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2007年8月

2007-08-21

紀伊半島一周の旅(7・最終回) ~今回の駅弁~

 7回にわたってお届けしてきた紀伊半島一周の旅も、旅から戻って、はや半月。そろそろ旅のゴールを目指すことにします。
 最終回は、今回食べた駅弁を一挙公開!

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 和歌山駅「えびずし」1,050円。和歌山駅と言えば、小鯛雀寿しが有名ですが、以前食べたことがあったので、今回は別の業者(阪和第一食堂)を敢えて狙ってみました。立ち食いそば屋と同居したホーム上の売店で、まったく商売っ気なく売られていました。これじゃ知名度で小鯛雀寿しに勝てるわけない、と思いつつ購入したのでした。パッケージを開けてみるとお寿司屋さんで出てくるような海老の握りずしが6貫。味は悪くはありませんでしたし、回転寿司の海老よりは遥かに上等でしたが、取り立てて駅弁で食べることもないような…。

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新宮駅「めはりずし」630円。南紀の伝統的な食べ物だそうで、高菜で巻いたご飯が素朴でおいしいです。名前の由来は、あまりの大きさに目を見開いて食べたところから付いたのだとか。残念ながら?、駅弁は目を見張るほどではありません。

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松阪駅「松阪名物黒毛和牛モー太郎弁当」1,260円。松阪と言えば松阪牛。残念ながら駅弁にはとても使えない高級食材ですが、松阪に来たからには牛肉を!をいうことで駅弁を買ってみました。と書くと、前から決めていたみたいですが、実は買うかどうかちょっと躊躇しました。だって、高いよ!この値段。でも、ここで買わないと一生食することはないだろうと思い、思い切って買ってみました。駅弁大会では人気上位らしいし、特急田中3号の田中聖さんも某TV番組中で絶賛したそうなので…。食べてみると、確かに味は悪くないです。牛肉も柔らかく、冷めてもおいしく食べられました。でも、蓋を開けるたびに童謡「ふるさと」のメロディーが流れる仕掛けはいかがなものかと思います。そんな小細工期待していないし、だいいち電車の中でそんなのが鳴ったら、携帯の着メロどころの騒ぎではないハズ。味に自信があるなら、小手先ではなく、質で勝負してほしいと思いました。

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 名古屋からはひたすら東海道線を東へ向かう旅。新しい車両は好きですが、基本的にロングシートなので、文庫本とiPodを友に、東上を続けます。
 熱海からはグリーン車に避難。さらに湘南新宿ラインに乗り換えたところで事件が発生。宇都宮線落雷のため、本日に限り大崎止まりに変更、とのアナウンス。

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 最後にオチがつきましたが、たっぷり日本のローカル線と味覚を楽しんだ旅でした。同好のあきひろ殿には感謝。環境の許す限り、いつまでも続けたいものです。 

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2007-08-19

紀伊半島一周の旅(6) ~あんかけスパゲッティ~

 紀伊半島半島一周の旅も終盤。多気、松阪と乗り継いで名古屋までやってきました。ここからは東海道線を乗り継いでひたすら東京を目指すのみですが、ここでちょっと腹ごしらえをかねて休憩です。

 イタメシ、とりわけパスタは私の大好物の一つ。名古屋名物あんかけスパゲッティなる食べ物も、食べてみたい!とずっと思っていたのでした。
 行った店は、事前リサーチで目星を付けたY。はやる気持ちを抑えつつ、地下の店に進みます。そして、人気No.1(らしい)「ミックス」を注文。待つことしばし、運ばれてきたのが、こちら!!

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 なにやら具がたっぷり。見るからにボリューム満点です。
 あんをからめてから口に運びます。「おいしい。でも……」
 そうなんです。いわゆるパスタとはかなり違う感じでした。なにより麺が太い!!それにアルデンテ、ではないような…。なんとも不思議な感じです。赤いウィンナーに、スパイシーなあん。渾然一体となって、独特の味を作り出しているように感じました。昔食べた「ナポリタン」に近いのかなぁ?クセになる味で、あっという間に完食しました。

 結論。あんかけスパゲッティは、パスタではなくあんかけスパゲッティである。すなわち、あんかけスパゲッティは一つの独立したジャンルである、と。イタリアの食べ物を、いつのまにか名古屋オリジナルのローカルフードにしてしまうあたりが、名古屋の奥の深いところであり、すごいところなんだなぁ、と思わずにはいられませんでした。
 また名古屋に行ったら、あんかけスパゲッティの名店めぐりをしてみたいものです。

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2007-08-15

紀伊半島一周の旅(5) ~ローカル線の贅沢な時間~

 明けて8月5日(日)、紀伊半島の東岸を各駅停車で北上します。

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 新宮から多気行き普通列車に乗ります。昨日乗った西岸は電化されていますが、東岸は電化されていないのでディーゼルカーです。新宮からはJR東海エリア。車両もJR東海のコーポレートカラーをまとっています。

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 新宮駅のホームにあった洗面台です。昔はSLの煤をこれで洗い流していたのでしょうが、今となっては無用の長物。SL全盛期は各地の駅にあったそうですが、徐々に撤去が進み、このような形で残っている駅は全国的にもかなり少ないのではないかと思います。無言でSL時代の繁栄を伝えているようで、印象に残りました。

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 車窓には、時おり静かな入り江と漁港が現れます。その昔、高校の地理でリアス式海岸の例として習ったような記憶が…。

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 山間の小駅で小休止。列車行き違いのための停車です。このような小休止はホームに降りて体を伸ばせる貴重な時間です。ちなみに、携帯電話からアップした紀伊長島駅の40分停車は、今どき珍しい長時間停車です。さすがにこの時は改札口を出て、近くのスーパーでジュースやアイスなど食料品を買い込みました。

 新宮から多気まで31駅。乗降がなくても全ての駅に一つ一つ停まり、約4時間かけて多気に向かいました。特に何をするでもなく、車窓を流れる景色をボーっと眺め、眠くなればうたたねする。日頃、仕事に追われる人にとっては、この上なく贅沢な時間の過ごし方といえるのかもしれません。

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2007-08-13

紀伊半島一周の旅(4) ~マグロづくし~

 紀伊勝浦の宿はビジネスホテル。わざわざ紀伊半島の先端まで行ってなぜ?と、いぶかしがる声もありそうですが、我々には高級旅館は無縁の存在。翌朝早いこともあって、ビジネスホテルを選択したのでした。そのかわり、フロントでおいしいお店を教えてもらいました。「マグロが食べたい!」ということで教えてもらったのが「桂城(かつらぎ)」というお店。行ってみると、地元の小さな居酒屋という感じでした。
 カウンターに座ってメニューを見ますが、正直なところ何がおいしいのか分かりません。そこで、観光客でオススメは?とたずねると、予算に合わせてアレンジしてくれるとのこと。一人3,000円でお願いしてみました。

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 まずはお通し。マグロの胃袋などです。コリコリした歯ごたえでおいしいかったです。

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 言わずと知れた刺身。マグロの赤身というと、なんとなくそれなりの味を想像してしまいますが、これは違いました。モチモチと言えばいいのか、弾力があるのです。紀伊勝浦のマグロは冷凍しないのだとか。マグロの刺身を見直した瞬間でした。

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 意外、といっては失礼かもしれませんが、おいしかったのがコレ。なんとマグロの生ハムだそうな。マグロの刺身の食感は確かに生ハムに似ているかもしれません。マグロもこんな食べ方があるのか!と思ってしまいました。

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 マグロのカマ焼き。食べるところがいっぱいありました。美味!

 このほかに、鉄板焼きやカツなどが出て、すっかり満腹&大満足。これでアルコールを入れても5,000円以内。紀伊勝浦を満喫した夜でした。

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2007-08-12

紀伊半島一周の旅(3) ~海の見える温泉~

 紀伊半島の西側を南下してきた私たちは、今日の宿泊地、紀伊勝浦をいったん通り越して、紀伊勝浦から2つ目、那智駅で下車しました。

 那智駅に下りた目的は温泉。駅に併設された温泉はいくつかありますが、ここの凄いところは海が一望できること。

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 浴室に入ると、太平洋が一望できます。水平線を見ながら温泉でゆったりするのはオツなものですが…

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 実はこの温泉、なんとホームが丸見え。湯船でちょっと立ち上がれば、駅を通る電車を見ることもできるのです。波の音を聞きながら、時おり電車の音に耳を傾けるなんて、なかなかできないことだと思いませんか?欠点はローカル線なので本数が少ないこと。電車を待っていてのぼせることがないように気をつけましょう…。

 私たちが行ったときは、なんと貸し切り状態。(だから写真が撮れたのです。)どこまでも続く大海原と大空、それから時々電車を眺めながら、世俗を忘れてま~ったりしました。

 ちなみに、ホームが丸見えということは、ホームからも丸見えです。マジックミラーなど洒落たものはありません。

 汗を流してさっぱり。今日の宿泊地、紀伊勝浦に向かいます。

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2007-08-08

紀伊半島一周の旅(2) ~海岸線を行く~

 白浜駅で小休止の後、紀伊半島の南下を続けます。

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 串本駅から乗った普通列車です。リニューアルこそされていますが、国鉄時代からの車両です。車内は残念ながらロングシートです。

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 串本駅を出るとすぐに海沿いを走ります。パッとしない天気だったのが残念ですが、宮崎県の「鬼の洗濯岩」のような光景が広がりました。

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 ロングシートから車窓を眺めると、こんな感じです。入江には漁港があり、そのまわりに漁村が形成されています。「日本の原風景」とは、こういう景色なのかなぁ~と、考えてしまうような、のどかな光景です。

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 途中から天候が回復してきました。午後の海辺をローカル列車はマイペースに進んでいきます。今回のベストショット。

 紀勢本線は紀伊半島の先端部分ほど、美しい景色が楽しめます。この区間こそ、きのくにシーサイドにはふさわしいと思うのですが…。

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2007-08-07

紀伊半島一周の旅(1) ~きのくにシーサイド~

 今日から紀伊半島一周の旅を何回かに分けてアップしていきます。
 1回目は「きのくにシーサイド」についてです。

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 「きのくにシーサイド」とは、この列車の名前です。紀伊半島を一周する紀勢本線が海岸沿いの景色の良いところ(ばかりではないが…)を走るので、景色を楽しむために誕生した観光列車です。写真の通り、ディーゼル機関車が牽引する、今や貴重な客車列車です。

 この列車、紀勢本線を中心に西日本エリアを走っていましたが、老朽化のため、この夏で引退することになりました。そのため、「ありがとうきのくにシーサイド号」、「さよならきのくにシーサイド号」と名前を付けて走っています。

 私は今までこの列車に乗ったことはありませんでした。今回、紀伊半島を1周するにあたり、この列車を試してみることにしたのです。同行のあきひろさんに1ヶ月前の発売日に指定券の手配をお願いしたのですが、通路側が何とか2席確保できたような状況でした。(当然、当日は満席でした)

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 車内の様子です。グリーン車用の座席が並んでいます。座席の間隔はゆったりしていて、のんびりくつろげます。4両編成のうち、2号車を除く3両がこのような座席でした。

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 これが2号車です。オープンデッキ構造になっています。風を浴びながら景色を楽しめる構造です。奥のカウンターでは生ビールを売っていました。

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 オープンデッキの2号車から海を眺めるとこのようになります。生ビールを片手に列車に揺られながら潮風を浴びる。それはそれは、いい気分でした。

 和歌山から2時間ほどで終点白浜に到着。ほろ酔いも手伝って、上機嫌で列車を後にしました。惜しむらくは海沿いを走る区間が少なかったこと。もっと半島の南端を走れば、海沿いを走る区間も長かったのですが…。

 老朽化のため引退は止むを得ないことですが、列車に乗ること自体を売りにする列車がもっとあれば楽しいだろうなぁ、といつも思っています。

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2007-08-05

帰宅しました

 先ほど無事に帰宅しました。2泊2日でひたすら乗って、おいしいものを食べる旅。今回も大満足な結果でした。
 金曜日の夜に会社が終わってから出発し、日曜日には帰宅して、月曜日には何食わぬ顔で会社に出社する。まるで亡くなった紀行作家、宮脇俊三さんのようです。公私の区別をはっきりさせて、両方楽しみ、両立させる、そんな生き方も悪くないなぁと思っています。
 ケータイ国盗り合戦の結果報告。居眠りしていて盗り逃したところもありましたが、今回の旅行で50カ国ゲットして、一気に69カ国になりました。身分は50カ国を超えたところから「大名」だそうです。昨日時点でのトップの方は199カ国も統一しているそうで、足元にも及びませんが、とりあえず100カ国ぐらいは統一できればいいなぁ、と思っています。
 旅行の模様は、後日、写真付きでアップします。お楽しみに。

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東海道線を東へ!

名古屋で一休みの後、東海道線でひたすら東に向かっています。時間的にはそろそろビールが恋しい頃ですが、最近入った車両はロングシートばかりなのでぐっとガマン。何度も通った道なので文庫本とiPodが相棒です。

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紀伊長島駅

紀伊長島駅
紀伊半島の東側を北上しています。途中の紀伊長島駅で40分停車。ローカル線の時間はスローライフのごとくゆったりと流れます。

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2007-08-04

那智勝浦より

那智勝浦に来ています。マグロ料理を食べて来ました。おいしかったです!
実況レポートする予定だったのですが、国盗り合戦でカチカチやっていたら、あっという間に電池がなくなってしまいました。
オープンデッキ車両で生ビールを飲んだり、海を臨む温泉でまったりしたり、書きたいことはいっぱいあります。後日、アップしますのでお楽しみに!

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2007-08-03

旅立ちの夜

旅立ちの夜
いま東京駅にいます。毎年恒例の18きっぷの旅。同行してくれるのはお馴染みあきひろ氏。ひたすら電車に乗って、各地でうまいものを食べて帰ってくるだけの旅。でも楽しいんだな、これが。目的地は黒潮踊る、南紀勝浦!ときどき実況レポートします!

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