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2008-04-15

週刊東洋経済「鉄道革命」

昨日発売の週刊東洋経済4/19号。
特集は「鉄道革命 世界で大復権がはじまった!

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166ページ中、半分近くを割く一大特集となっています。
従来も、仏TGVや独ICEなど高速列車や、LRTなどを取り上げる例は
散見されましたが、ここまで大々的に特集を組んだ一般誌はあまり例を知りません。

ヨーロッパでは、高速鉄道網の整備に加えて、環境問題が追い風となり、
鉄道が見直されてきているのはよく知られていますが、
そこで勢いづいた欧州勢が、アジア諸国や南米にまで進出しはじめている
事例が詳細に取り上げられています。

鉄道産業の「ビッグスリー」は、仏アルストム、独シーメンス、
加ボンバルディアと言われているそうですが、
これらのメーカーは車両だけでなく、施設や信号まで含めて、
鉄道システムを一体として輸出しており、
さらに政府の強力なバックアップがあるのが特徴です。

これに対して、日本勢は、鉄道技術はたしかに優秀なものの、
車両、施設、信号…と全て別のメーカーが作ることが一般的で、
国を挙げての輸出体制も整っていません。

この本は、「さすがは東洋経済」とばかりに、ビジネスの面から捉えた
世界の鉄道情勢がとても分かりやすく紹介されています。
中国が、技術移転を条件に海外メーカーと交渉を行い、
TGV(仏)、ICE(独)、X2000(スウェーデン)、E2(日本)と
各国の看板列車を面白いように集めていった事例の紹介などは、
中国国鉄のしたたかさを垣間見たような気がしました。

最近は日本も商社が中心となって海外に展開を始めているようです。
発展著しいドバイのメトロを三菱商事が落札したことなど、
鉄道趣味誌では見ることもできないような記事も盛りだくさんです。

インドやベトナム、アルゼンチン、サウジアラビアなどでも高速列車の計画があるとか。
世界各地で鉄道が活躍することは嬉しいことであるとともに、
日本勢も積極的にビジネスチャンスを捉えていってほしいものです。

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